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2013/04/12

【車検は誰でも気軽に受けれる時代に】

本日は、マイカーを車検で持ち込み検査した様子をお届けいたします。

整備工場が車検台数が減っているのを
実感できるのが車検場ではないかと思います。

なぜなら、ユーザー車検予約がとれない!

一般的に考えると
ユーザー車検=自らオーナー車検
と思うのですが・・・

実態は全く違います。

その殆どが、業者(クルマ屋・整備工場)が殆どです。

そして、点検なしでも車検が取れてしまう
それが今時のクルマです。

プリウスやインサイトなどのような
ハイブリットは、ブレーキシステム
つまり、ディスクパットが減らないので有名です。

なので、点検するところもなく
そのまま車検を受けても合格できるのです。

ちなみに平成14年式のTOYOTAガイアが
マイカーでオイル交換だけで12万キロ乗っています。
(正面が私です)

右のスモールランプが切れていたので
それを交換しました。





















持ち込み車検の他に指定整備工場と言う
陸運局と同じ設備がある場所では
書類だけで車検を通すことができます。

殆どがオートメーションになっていて
クルマに乗ったままで車検を受けることができます。

この時間15分です。

壊れないクルマ
点検が必要ないクルマ
車検が誰でも受けれる環境

これでは、自動車整備工場の未来は厳しいのが
改めて実感しました。

本来なら24ヶ月点検が義務になっているのですが、
形だけが残っていて
国でもあまりうるさく言わなくなり

だからと言って罰則もないので
点検する意義が失われているのも現状です。

そして、ますます規制緩和が進めば
この定期点検が意味する
義務化ももっと薄れていくように感じます。


2013/04/11

【新規車検入庫台数を増やすにはPPCが便利で安いです】

自動車整備工場コンサルタント菊地です。

自動車整備工場では、車検の新規ユーザー獲得策は
具体的にどのようなことをしているのか?

大手チェーン店・ガソリンスタンド・部品量販店以外では、
広告やチラシを出しているところは殆ど無いのが現状です。

これには、???が沢山付きます。

車検台数を確保するには

1:既存顧客
2:紹介
3:新規顧客獲得

これしか方法が無いのは
今までブログで散々書いてきました。

その中でも新規車検ユーザーを取り込む努力を
殆どの整備工場でしていないのです。

私の所では、ネットを使った広告を中心に
月に10,000円程で集客しています。

月に10,000円の広告費で
新規ユーザーが多い時で10人
少ない時でも5人ほど獲得しています。

車検単価を平均3万円としても
10人で30万円です。

でも、広告費は1万円ですので、
差し引きでも29万円の粗利になります。

何もしなければ0円です。

たった1万円使うのをためらうために
失う売上が29万円ではもったいないと思いませんか?

ネット広告はPPCと呼ばれる
クリックされて初めて課金される
GoogleアドワーズYAHOOスポンサードサーチがあります。

これらを使うことであなたの地域でも
今すぐ広告を3000円からでも出すことが可能です。

まず、車検の入庫案内と並行して新規ユーザー獲得に
ネット広告を出すことをおすすめします。

意外に簡単にできますよ。

もし、PPCに関して分からないことがあれば
コメントを残して頂ければ、お答えいたしますので
お気軽にコメント書いてください。

2013/04/09

少しだけマーケティング力を付けるだけでライバルを置き去りに

自動車整備工場コンサル、菊地です。

本日は、自動車整備工場・中古車販売店向けの
マーケティングの話をしたいと思います。

自動車業界でマーケティングを積極的に仕掛けているのは
メーカー系ディーラーが多いです。

それは、クルマが売れなければ
商売としてなりたたないから

それは、町工場でも同じだと思うのです。

しかし、自動車整備業界で積極的に集客に力をいれているところは
それほど多くありません。

マーケティングと言うと
「分かりにくい」
「難しい」
「お金がかかる」

トッツキにくい印象があります。

例えば、
車検の案内を出すこと
誰か紹介して
などは、立派なマーケティングです。

それを意識して行うようにできれば
今よりも数段売り上げもあがるはずです。

なぜなら、ライバルはマーケティングそのものをしていない。

だからこそ、マーケティング力をほんの少しだけ付けるだけでも
ライバルを引き離すことができるのです。

具体的なマーケティング戦略は、

集客
コピーライテング
セールス

に大きく分けられます。

特に重要なのは、集客です。

お客さんを集めなくては収益は絶対にあがりません。

集客方法は、
・ チラシ
・ DM
・ ラジオ・テレビコマーシャル
・ ホームページ

が代表的はところです。

お金をあまり掛けずにできるところから
テストをし
それで効果があったものだけに集中して
広告をだせば、ムダにお金を使わなくて済みます。

でも、多くの会社がやってしまうのが、
1つの広告に対して
「そこで、元をとる」と言う考えから
多額の広告費を投入してしまうのです。

だから、広告はムダだ!
と思ってしまう。

私がやった広告費は上限を決め(5000円)
そこで反応が出たやつだけ
一気に宣伝をし、見込み顧客を大量に集めました。

これをすれば、ムダな広告費を使うことなく
見込み顧客を集めることができるのです。

2013/04/08

自動車整備工場だからこそ、自動車保険を販売しなくては

昨日の爆弾低気圧の影響で
各地で鉄道を中心に大きな乱れも出ているようです。

お気をつけてください。

風が強い日には、色々な物が飛んできます。
例えば、空き缶や看板、瓦など
一歩間違えれば命を落としかねません。

クルマのフロントガラスに看板が当たれば
フロントガラスが粉々になってしまいます。

そんな時、役に立つのが
自動車保険です。

フロントガラスが壊れただけでも
車両保険に入っていれば
無事故扱いでフロントガラスを交換することができます。

でも、エコノミー車両保険ではでないのです。

一般と言われる自損事故でもでる
車両保険に加入していないと
フロントガラスの交換が自腹になってしまいます。

自動車整備工場の収益アップの話を
ここ数回していますが、
意外に自動車保険を取らないクルマ屋が多いです。

手数料にしたらたった数パーセントかもしれませんが、
お客さんを囲い込むには
自動車保険をおすすめし加入させること

これを多くすることで
収益アップに繋がります。

そして、紹介をしてくれる人もいるので
そこから、整備や車検に繋がります。

私は整備工場と併設して
プロ保険代理店をしていました。

その経験から、自動車保険は整備工場が積極的に扱うようになれば
プロと言えども安心できませんでした。

整備工場もしていたので、
保険と整備を合わせて収益にできます。

当然、自賠責保険の手数料も台数が集まれば
そこそこ良い売上にもなります。

もし、保険が苦手だ、と言うことなら
知り合いの保険屋に頼み
そこから手数料をバックしてもらえばいいのです。

こうすることで事故対応もスムーズに出来
板金の入庫にも繋がります。

自動車保険に力を入れていなければ
今すぐ保険にも力を注ぐことです。

今の時代、待っていてはお客さんは来てなどくれません。

車検がだめなら、保険、
保険がダメなら、車販と言うように

売れる商品を沢山もっているほうが
自動車整備工場の経営も安定していきます。

2013/04/07

【50代は、クルマ・女・タバコが青春だった。それをリバイバルすること】

整備工場の売上を上げるには、
1:車検台数を増やす
2:板金入庫台数を増やす
3:車販台数を増やす

今後プリウスのようなハイブリッド車が
増える傾向になるのが必然です。

ブレーキパットのような消耗品も
消耗品で無くなっていきます。

これでは、一般修理を増やすことは
難しくなっていきます。

今回は、『売れるクルマだけを販売する』
でも書いていますが、

私と同じ年代か少し下の年代の人にとって
今のクルマは全く興味はありません。

先日、お客さんと話をして感じたのは、
当時(私は現在50歳です)乗ったクルマは

軽くてエンジンが気持ちいい!
そんなクルマが出れば絶対に買うのに・・・

私がクルマに目覚めたのは、
『MAZDA、コスモローターリーラグジュアリー』です。

画像は『旧車ライブラリー』ホームページからお借りしました


















独身時代にコスモロータリーが欲しくて
知り合いの営業マンに頼み購入した思い出があります。

当時としては、13Bロータリーを積んでオートマでしたから
燃費は良くて8km/lです。

今では考えられないほど贅沢なクルマで
リアにハーフレザートップを付け
とてもゴージャスはクルマでした。

良き時代のクルマだと感じます。

この当時、クルマに目覚めは人が
今では、おじさんになり
もう一度良き時代のクルマに乗りたい

そんな人が多くなっているのも現実です。

しかし、国内で程度の良いクルマを探すとなると
それこそ、海岸で星の砂を探すほど
難しいのと、有っても金額的に高額で
手を出すことが出来ないのも現実にあります。

でも、アメリカでは、まだまだ、これらは現役で走っているのです。

例えば、

『MAZDAサバンナRX-7』などは走行距離も5万マイルほどのクルマが
ゴロゴロしているのです。

そして、アメリカから輸入することもそれほど難しいことでありません。

そこで、整備工場のメリットを活かし
旧車を扱って販売・メンテナンスを行うことで
収益アップを図る、と言うことも出来ます。

実際に私が行っているのも、今のクルマを販売するのではなく
アメリカから旧車を輸入し販売しています。

当然国内で探すよりも程度・価格・走行距離も吟味できるので
左ハンドルさえ気にしなければ
北米から輸入して購入してもらっています。

もし、現車を見て注文したいのであれば、
セカイモンと言う海外オークションで画像を見ながら
買うこともできます。





これは、実際に『セカイモン』に出品されている「RX-7」です。
ドッカンタービンにインタークーラーがどでかいものが付いて
「80万円」ほどで手に入れることができます。

これに、船代やガスレポートなどいれ
予備検を付けても国内でこの程度のRX-7を買うよりも
断然安く仕上がります。

売れるクルマだけを販売するには、
他では売っていないクルマを見つける

そして、昔を懐かしく思う年代に絞り販売することができれば、
整備工場と言うメカに強い強みも発揮でき、
ライバルとの差別化ができますよ。

たぶん、ポイント交換・ソレックスなど調整できるのは
私の年代でなければ絶対に無理でしょう。

今では、整備士ではなくアッセンブリ交換士になっているので、
あなたの出番なのです。

若い人にあなたの経験を継承するのが
私たちの義務だと思っています。

自動車整備工場が生き残るには、
ライバルがやっていないこと

それを差別化できれば、この先も安泰だと。

2013/04/05

車検台数をお金をかけずに増やす方法

自動車整備工場、車検台数アップコンサルタント菊地です。 

前回のエントリーでは、「整備業界の未来」と言うことで
今後整備売上が減る理由を書きました。

 でも、全くクルマが無くなる訳ではないので
あまり危惧する必要もないでしょう。

しかし、現実問題として
コンサルをしているクライアント様の中には
「一般整備」が極端に減ってきている

と実感している方もいます。

プリウスに代表される
ハイブリッド車が増えることで
ブレーキ関係が長持ちするでしょう。

そして、高電圧を扱うため、
専門知識・道具な無ければ
整備することもできません。

だからこそ、今から未来を見据えて
戦略を立てて行かなくてはいけないのではないでしょうか?

整備工場の収益の柱を読んでもらえば分かると思いますが、
まず、出来ることから初めてください。

新規顧客を集めるには費用も時間も掛かります。
それよりも今すぐお金もかけずに出来る事

それは、車検の案内を「はがき」から「封書」にすることです。

30円多くなりますが、
それよりもお客さんにとって有益な情報を
知ってもらうには、30円増えることがリスクではありません。

例えば、「封書」に入れるものとして

・ 車検の案内
・ 季節の美味しいもの
・ メンテナンス情報

など、色々は情報を入れることができます。

そして、日頃から御付き合いしていることで、
封筒で送ることで

「おや?」と思ってもらい
開封率も高くなります。

実際にはがきで送った時の車検入庫率が56%だったのが
封書にしただけで70%にあがった例もあります。

たった14%ですが100件の送りそのうち14%なら
売上にしたら、40万円も増える計算になります。

まず、封筒にしてお客さんの反応を見てください。