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2015/04/21

【2015自動車整備業界の現状から見えるもの】

自動車整備業界の現状から見えるもの

こんにちは、菊地です。

最近になってガソリンスタンド車検のチラシが
わんさかと出回っています。

それは、ガソリンが売れない
からです。

















なぜなら、ハイブリッド車や燃費が良い軽自動車が
幅を効かせてきているから

他の商品で売上を上げようと必死になっている。

チラシを出すことは認知度を上げるためにも
必要なことです。

が、チラシに書くことが『車検』では
どうしても激しい安売り合戦に宣戦布告をする
ようなものです。

(売上が減ってきているのに整備工場が増えているのは、
1社当たりの売上が減ってきている)


















車検はおまけだと思えばどうでしょう?

「はぁ〜?菊地さん、整備工場の収益は
車検なくしてはなりたたないのですよ」

多売薄利できるのは、整備士を多く抱えることが出来る
大企業が出来ることです。

整備士1人当たり整備売上高

・ ディーラー、・・・・21994(千円)
・ 専業    ・・・・ 9865(千円)

約半分の売上しか上げられていない。

年齢

・ ディーラー、・・・・33.8(才)
・ 専業    ・・・・48.6(才)










(平成35年度 実績調査 自動車整備振興会HPより抜粋)

この表を見て、ふと疑問に思うことはありませんか?
あなた自身でも考えてみてください。


ディーラーは、新車を販売すれば
必ず点検業務がついてきますし、

ディーラーじゃなきゃ修理ができないもの
が多くなっている、と推測できます。

ハイブリッド車がそうですね。
まして、パソコンを積んでいる今のクルマは
「スキャンツール」を持っていなければ

点検すらできないのが現状です。

そして、年齢が高くなっているのも
専業では目を引きます。

新入社員がばがすか入社する
ディーラーと比べたら、そりゃ平均年齢はあがるでしょう。

でも、ここが“キモ”です。

年齢が高い、と言うことは
クルマに対する熟練度が全く違う、と思いませんか!

かたや、部品交換しか出来ない若造軍団

あなたの会社は、クルマの隅々まで知っている職人
クルマは修理をするものだと。

世間はなぜディーラーで修理をするのか?

それは、色々な場所で広告や宣伝をしているだけ
そう、認知度が全く違うことに気がついてください。

あなたの会社には、スパナを持ったら日本一の職人さんがいます。

でも、それを多くの人に伝える術を知らないだけです。

口コミは最強の集客ツールです。
しかし、最初の1人を見つけなくては
口コミも起こりません。

その最初の1人を見つけるには・・・



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