車検台数に占める割合は実は
それほど多くはありません。
ユーザー本人が車検を受ける時代になるとは・・・。
昔から、ユーザー車検がありましたが
今ほど多く受検する人はいませんでした。
バイクユーザーが自ら行うのが当たり前だったのが
クルマユーザーまで波及し、その結果が現状になっています。
私の友人も、クルマ、バイクとユーザー車検ばかり
受けていたので、ユーザー車検制度があることは知っていました。
が、それが整備工場の脅威にはなってはいません。
なぜなら、ユーザー本人が車検を受けるのは
ほんのわずかだからです。
詳しい数字が出ているものがないのでここからは
推測になってしまいますが、たぶん1%前後ではないか、と。
そして、持ち込み車検での割合が3割もあるユーザー車検を
受ける本当の実態は、ユーザーと言う名の
代行業者です。
認証を取らずにもぐりで整備を行っている
整備工場がその実態です。
この人たちがユーザー車検の統計、そう10%前後だと言うことです。
全体からしたら、それほど脅威にはならないでしょう。
まして、ユーザー本人が自ら受検するのは、ほんのわずかですから。
なら、残り90%は依然、カー・ディーラーや専業整備工場、
ガソリンスタンド、カー・ショップなどで車検を受けています。
つまり、クルマに対してカー・ユーザーは
メカニックを頼りにしている、と言うことです。
これは、確かなことです。
点検の重要性や部品交換の必要性などを
的確に提案することができれば、
まだ、あなたに勝ち目がある、と言うことです。
ユーザーが安さも必要だと思いますが、
それ以上に安心感を大切にしている
とも感じ取れます。
安く車検を取っても結局次の車検の時に、
老朽化した部品や消耗機材の交換が増えてしまえば、
その時の負担が大きくなります。
また、車検時に行われる検査や部品交換のメリットは、
ユーザー車検の安上がり感よりも、故障しない
と、言う安心感の方が重要になってくるのではないか?
と予測すれば、
まだまだ、整備工場が売上をあげる秘策は
沢山あるのです。
ただし、そこに盲点があるだけです。
そう、新しいことを試すか?どうかと言う
チャレンジ精神があるかと言うことです。
※ この写真はダッジ・チャレンジャー
アメリカ合衆国自動車メーカークライスラーが
ダッジブランドより販売している乗用車である。
(Wikipediaより)
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